近代的建築物が印象的でした。
また、2009年8月31日より毎週月曜日ČT1チェコ国営テレビ1チャンネルで20時より放送されているテレビ・シリーズ「Vyprávěj話なさい」の舞台としても俄かに脚光を浴びています。
Vyprávěj - Ukázka na nový seriál ČT
<概略史>
パルドビツェ県パルドビツェ郡の中心都市である同町は、1295年には文献に登場する古い町ですが、産業革命が勃発するまでは普通の地方都市でした。
1845年にプラハ-オロモウツを結ぶ鉄道路線が開通すると、急激に町は工業化されます。
第二次世界大戦後には家電メーカーTeslaテスラが工場を建て、共産党政権時代は豊かさのシンボルとしても同町は名を馳せました。
共産党政権崩壊後、西側との競争に負け元国営企業が青息吐息となり、Teslaテスラは工場閉鎖しましたが、その後元Tesla従業員の優秀な労働力を目当てに外資が進出し、更なる飛躍の基を築く事になります。
<主な見所>
◎Automatické mlýny 自動水車小屋


1909年から1910年に架けて建てられた同建物は、同町の近代化を象徴する製麦工場です。
◎Městská brána町の門


町を守る要塞の一部として作られた門です。
◎Zámek Pardubiceパルドビツェ城


Východočeské muzeum東チェコ博物館として利用されているパルトビツェ城は13世紀に最初の建物が建てられました。
現在の姿になったのは15世紀と16世紀の変わり目頃の改修工事だとされています。1880年より博物館として利用されています。
Zámek お城




Rytířské sály 騎士の間






Příroda východního polabí ラベ川東部の自然




České sklo チェコ硝子




Výstavní sály 展示ホール


Expozice sbírky pohlednic Orbis pictus + lapidárium 絵葉書のオービス画 + 細工




Peníze v Čechách 1520-1620 チェコ通貨1520-1620



◎Pernštýnské náměstíペルンシュティーン広場



同町中心地Pernštýnské náměstíペルンシュティーン広場とその周辺は、町の歴史保存地区に指定されています。
Radnice Pardubice市役所やZelená brána青門が印象的な広場です。
◎Radnice Pardubice市役所


1892年から1894年に架けて建てられたネオ・ルネッサンス様式の建物です。
◎Zelená brána青門


同門は町を守る防塁に施された門で、59㍍有る高さの尖塔でもあります。
展望エリアからの眺めはとても綺麗です。
1507年に最初の門が建てられました。その後数回火事に遭遇するなどし、1801年に現在の姿と成りました。

<リンク>
・パルドビツェ町役場
・東チェコ博物館
・パルドビツェ町中心地現在の様子(ウエブ・カメラ)
<旅のヒント>
Praha hl.n.プラハ本駅から直通列車が運行されています。所要時間片道約1時間12分。
Praha Masarykovo n. プラハ・マサリク駅からも直通列車は運行されていますが、ローカル線の為、所要時間は片道約2時間を要します。
チェコのキュビズム建築とデザイン1911-1925 ホホル、ゴチャール、ヤナーク / [本]
世界の建築・街並みガイド 5 オーストリア/ポーランド/チェコ/スロヴァキア/ハンガリー/ルーマニア [本]

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<更新暦>
2009年08月29日、第一編集終了。
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