温泉村で一番に頭に浮かぶのはKarlovy Varyカルロビ・バリ町ではないかと思います。
Františkovy Lázněフランティシュコヴィ・ラーズニェ村もKarlovy Varyカルロビ・バリ町と同じKarlovarský krajカルロバル県に位置します。
この他にもMariánské Lázněマリアンスケー・ラーズニェ村も同県に位置する温泉村があります。
この3つの温泉町村で一番のお気に入りはこじんまりとした可愛いFrantiškovy Lázněフランシスコ温泉村です。
この村はドイツ国境に近い村だけ有りドイツ人観光客で賑わう村です。
村の中心地を歩くと聞こえてくる外国語はドイツ語ばかりだと言っても過言ではない位です。
<村概略>
カルロバル県ヘブ郡に属する同村は、15世紀頃から近隣では有名な源泉でした。
噂が噂を呼び1700年にはドイツで同温泉水を販売されていたくらい、全ドイツで有名な温泉になりました。
1793年に František Iフランツ1世オーストリー皇帝により村が設立され、同皇帝に因み村名が授けられました。
<主な見所>
◎Jezdecká socha císaře Františka Josefa I.フランツ皇帝乗馬像
村名の由来ともなったFrantišek Iフランツ1世オーストリー皇帝像です。
同像前Ruskáルスカー通りから汽車の格好をした遊覧バスが運行されていました。
◎náměstí Míru - Františkův pramen ナーミェスティー・ミール-フランツ源泉
春先から初秋に架けて天気の良い日に訪れると、御伽噺の様な光景が広がっているロマンティックな広場と源泉です。
同源泉は最も古い源泉で、中世の時代から知られていました。
1600年ごろは万薬として知られるようになります。
1789年に木製パビリオンが建設され、衛生的に整備されるようになります。
この事により源泉販売に弾みがつき、温泉村建設の切っ掛けとなります。
1793年に二番目の木製パビリオンが建設され、1832年まで使用されます。
その後現在のパビリオンが建設され、温泉村のシンボルとなります。
◎Dvorana Glauberových pramenů グラウベル源泉
第一次世界大戦後に、村が湯治客増を狙い新しく掘った源泉です。
◎Společenský dům - INGO Casino社交会館-INGOカジノ
1877オープンの社交会館は、温泉には欠かせない娯楽施設として建設されました。
オープンした当初は、昼食や夕食後などに湯治客がビリヤードやダンスなどを楽しんで賑っていたそうです。
◎Solný a Luční pramen 塩と牧草源泉
元々は荒れた湿地でした。
1817年に温泉医療チームが調査したところ、温泉源泉が有る事が判明しました。
1826年に木造コロナードが建設され、1839年には現在のコロナードが建設されます。
◎Městské sady 公園
噴水や銅像がそこここに有るロマンティックな公園です。
◎YouTubeで見つけた村紹介ビデオ。
Francis Palace - Františkovy Lázně
Frantiskovy Lazne (Franzensbad) - a jewel among Czech spa towns.
Frantiskovy Lazne ( part 1 )
Frantiskove Lazne ( part 2 )
<リンク>
・フランティシュコヴィ・ラーズニェ村役場
・村観光案内図
<旅のヒント>
私が同温泉村を訪れた時は、Národní通りにテラスを出したイカすレストランが沢山ありました。
鉄道でご訪問の際はPraha hl.n.プラハ本駅、Plzeň hl.n. ピルゼン本駅から直通列車が運行されています。
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2009年6月13日、第一編集終了。
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