2009年10月29日木曜日

Poděbradyポジェブラディー村

Poděbradyポジェブラディー村は温泉、ボヘミアン・グラス工場で有名です。
チェコ語留学生だとÚJOPという外人向け大学入試予備語学々校をイメージするかもしれません。
恐らくチェコ人だとJíří z Poděbradイージー・ポジェブラッドを連想するでしょう。

<村概略>
中央ボヘミア郡ニンブルグ郡に属する同村は、青銅器時代の遺跡が発見されていますから、村の発祥時代を確定するのは難しいようです。
Kladnoクラドノ町とHradec Královéフラーデツ・クラーロベー町を結ぶ重要な交通の要所として栄えたそうです。

13世紀後半にPřemysl Otakar II.プシェミスル朝オタカル2世がこの村に築城してから村は大きく発展してゆきます。
1458年にこの村出身のJíříイージーがフス派が推すボヘミア王として戴冠されてことにより、この村は歴史にその名を留める事と成ります。

フス派が滅亡しこの村は18世紀半ばまで荒廃していました。
しかし鉄道時代にはいりこの村は再び交通の要として発展します。
1908年には温泉を整備し温泉村としても発展してゆく事になります。

因みにこの温泉は心臓病に良く効くとかで”温泉にハート・マーク”のロゴが有名です。

<主な見所>
◎květinové hodiny花時計
四季折々、植えてある花は植え替えてあり、訪れる度に違う飾りが施されている花時計は、私のお気に入りの一つです。是非ご覧ください。

◎Zámek Poděbradyポジェブラディー城
このお城は旧宗主国オーストリーのMarie Terezieマリア・テレジア女帝(1717~1780)のお気に入りで、この頃荒果てていた城は女帝により改装され現在の姿になったそうです。

◎Jiřího náměstíイージー広場
同広場名前の由来ともなっている、19世紀から同広場を見守る同村出身のチェコ人王イージー像は同広場のシンボルです。
1765年にペスト克服を記念して建立されたマリア様石柱も同広場シンボルの一つです。

◎Lázeňský park温泉公園    
1932年に整備された、緑の多い噴水が綺麗な公園です。
          
BOHEMIA CRYSTALEx TRADING, a. s. ボヘミア・クリスタレックス貿易(株) 
私が訪れた時はSklárny BOHEMIA, a.s.ガラス工場ボヘミア(株)という会社でしたが、同社は2008年暮れに倒産しました。
倒産後、裁判所の会社清算手続きを経てBOHEMIA CRYSTALEx TRADING, a. s. ボヘミア・クリスタレックス貿易(株)に身売りさて、2009年10月14日より規模を縮小して操業再開をしています。
私が訪れた当時は、工場見学が出来、ガラスの直売もしていました。
     
◎YouTubeで発見した同村案内ビデオ
9分45秒チョッと時間が長いのですがイージー広場から温泉公園に向けて撮影した映像です。
Podebrady


◎YouTubeで発見したチェコ国営テレビのイージー・ポジェブラディーに関する歴史番組。
チェコ語で恐縮ですが映像だけでも楽しめると思います。
Jiří z Poděbrad (1/2)

Jiří z Poděbrad (2/2)


◎YouTubeで発見した同村観光ガイド。
Welcom to Podebrady


<リンク>
ポジェブラディー村公式サイト
ポジェブラディー村公式観光案内サイト
ボヘミア・クリスタレックス貿易(株)

<旅のヒント>
鉄道の際はPraha hl.nプラハ本駅、Praha-Holešoviceプラハ・ホレショビッェ駅、Praha Masarykovo n.プラハ・マサリク駅から直通列車が運行されています。 所要時間片道約1時間。
バスでの訪問はPraha,,Černý Mostプラハ・チェルニーモスト駅、Praha,,ÚAN Florencプラハ・フローレンツ・バスターミナルから直通バスが運行されています。 所要時間片道約1時間。

ボヘミア 500PKカット フラワーベース
ボヘミア 500PKカット フラワーベース


ボヘミア 500PKカット フラワーベース
ボヘミア 500PKカット フラワーベース


ボヘミア 500PKカット フラワーベース
ボヘミア 500PKカット フラワーベース



にほんブログ村 海外生活ブログ 東欧・中欧情報へ
にほんブログ村

<更新暦>
2009年6月3日第一編集終了。

0 件のコメント: