2010年1月15日金曜日

Jablonec nad Nisou ヤブロネッツ・ナッド・ニソウ村

Jablonec nad Nisou ヤブロネッツ・ナッド・ニソウ村はビーズを中心に宝飾業で結構世界的に知られていますのでご存知の方も多いのではないでしょうか?
村の名前は長いので、さして必要の無い場合はヤブロネッツと表記します。

<村概略>
リベレツ県ヤブロネッツ・ナッド・ニソウ郡の中心都市である同村の名前の由来は、幾つかの有力説が有りますが以下に有力2説"jabloňヤブロン"起源説、"gabulumガブルム"起源説をご紹介します。
jabloňヤブロン起源説は、ドイツとの交易路にあった同村はLiberecリベレッツ市同様に峠の休憩所として利用されていました。その休憩所にjabloňリンゴの木が有った事から"Jablonec nad Nisouニサ川近くのリンゴが有る村"と呼ばれるようになったと云う説。
gabulumガブルム起源説は、ラテン語でgabulumと云われる関所が有った事から"ニサ川の近くにある関所"と呼ばれガブルムが時代を経るにつれヤブロネッツへと変化して行ったと云う説です。

村の旗にはリンゴが描かれ"jabloňヤブロン"起源説を採用しています。

村はガラス、宝飾産業が盛んになる16世紀までは峠の休憩所として細々と存在する集落でした。
1808年に初めて都市として認められます。
1888年に鉄道が敷かれた事も寄与し地元産業は大発展します。

プラハの春事件の際は隣のリベレッツ市同様、ワルシャワ条約機構軍が同村を抜けプラハ市に向かって行きました。

<主な見所>
◎Nová radnice新村役場
では先ず始めに村の中心広場Mírové náměstíミール広場に赴きましょう。
同広場には映画館やカフェを備えるモダンな村役場が有ります。同役場は村の急激な発展により旧村役場(現村立図書館)は手狭となり新しい役場を建設する必要に迫られ1933年に建設されました。
観光シーズンには役所尖塔は一般開放され尖塔から雄大な村の様子を一望できます。
Radnice Jih尖塔からの眺め(Mírové náměstíミール広場側)

Městská knihovna 村立図書館
ミール広場から南に下るとDolní náměstí下広場に辿り着きます。そこには1869年完成の旧村役場を利用した図書館です。新村役場が出来るまで1933年まで役場としての機能を果たしていました。

Muzeum skla a bižuterie v Jablonci nad Nisouヤブロネッツ・ガラス宝飾博物館
さて図書館から少し東へ向かった所にヤブロネッツ・ガラス宝飾博物館があります。同博物館建物は1904年にセセッション様式建築物として建てられました。
Muzeum skla a bižuterie I 展示I
Muzeum skla a bižuterie II 展示II
Muzeum skla a bižuterie III 展示III
Muzeum skla a bižuterie IV 展示IV

◎Petřínペトシーン 
中心地を見学した後、南に向かって直線距離で1㌔ちょっと歩きましょう。村を見晴らす展望台が有るホテル/レストランがあります。
雄大な景色をオカズに食事は如何でしょうか?
Petřínペトシーン展望台からの眺めです。

このサイトで村の主な見所をビジュアル映像でご覧いただけます。

◎YouTubeで見つけた同村の古い映像2本と最近の映像1本。
Jablonec nad Nisou - historická podívaná...

JABLONEC(ko) - ve starých kolorovaných pohlednicích

současný JABLONEC - rok 2004/7


<リンク>
ヤブロネッツ村役場
ヤブロネッツ村立図書館
ヤブロネッツ・ガラス宝飾博物館
ヤブロネッツ村観光情報センター
ヤブロネッツ村現在の様子(ウエブ・カメラ)

<旅のヒント>
Praha,,Černý Mostプラハ・チェルニー・モスト・バス停より直通バスが運行されています。所要時間片道約1時間24分。

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<更新暦>
2009年07月12日、第一編集終了。

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